No.11

サスティナブル


サスティナブル(持続可能)な街作りとか家づくりとか、日本でも何かと話題になっている近頃です。社会経済的な観点からすると、これまでのように住宅やビルをとり壊しては、建て替えるより、丈夫で長持ちし、快適に使い続けていけるものづくりが望ましいということです。スウェーデンの街を歩いていると、1960年代に生産販売されたボルボ アマゾンという車をまだ見かけることがあります。カーマニアが古い車を乗り回しているのではなく、田舎のおじさん(失礼!)が大切に乗り続けているのです。
ボルボが丈夫で安全な車であることは、衆知の通りです。手入れさえ怠らなければ、40年も乗り続けられるというひとつの証です。住宅は人命と財産を守る器でもあります。スウェーデンの家も永く住み続けていくことを前提につくられています。人命や財産を守る器である車や住宅が、サスティナブルであることはスウェーデン人にとっては、ごく当たり前のことなのでしょう。


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