No.23

セムロル


今年のイースター(キリスト復活祭)は4月11日の日曜日です。
この頃になるとスウェーデンも春の兆がみえてきます。市場や街の花屋さんの店頭には鮮やかな黄やピンク色に染めた羽をつけた白樺の小枝が所狭しと飾られます。この小枝は部屋の中で春を待ちながら日々芽をつけて美しく育っていきます。羽の人工の色から、小枝の若葉へと変わっていく様は生命のよろこびを感じさせてくれます。また、イースターの頃までスウェーデン人がよく食べる菓子にセムロルがあります。 毎年1月くらいから食べはじめるこの菓子はアーモンドの入った丸くて口当りの軽い菓子パンです。パンをカットして生クリームをいっぱい詰めた上にパンの頂部がちょこんとのせられています。 春の訪れを告げるスウェーデンのスペシャリティーのひとつです。


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