No.16

ワルプルギスの夜


暗くて永い冬から解放され、待ちに待った春のおとづれを毎年4月30日の夜に祝います。 5月1日の聖ワルプルギスのお祭りの前夜のことです 。
この夜はスウェーデンの各地で春を歓迎して大々的な焚火が行われます。人々は焚火のまわりに集まり、コーラスを何曲も楽しみます。焚火の風習の起源はいくつかの説がありますが、北ドイツの魔女狩の焚火だという説が最もポピュラーなようです。
白い学生帽(スチュデント メッサ)をかぶった、高校を卒業したばかりの男女がコーラスを唱いながら行進するのもこのワルプルギスの夜です。
それはスウェーデン全国が喜びに満ちた春一色になる前夜祭なのです。


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